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本当はお絵かき再発見の旅 その二 
2009 / 02 / 20 ( Fri )  00:13
 前回に続き、スキー旅の現地入りまでのごたごたを。
 予定通りに出発できず、挙げ句の果てには事故で列車を降ろされてしまった、というのが先の記事のあらまし。
 では、後半をば。

 新藤原で降ろされた乗客ら、二十名ほど。そんなに他人行儀で言えるような状態ではありません、筆者もその一人。
 でも、いざとなったらここで泊まってしまえという境地に達してしまっていたがらへびさんは、案外、静かな気持ちで周囲を眺めていました。
 ああ、こういうときって、駅員さんに食って掛かる人もいるんだろうな、みんなどういう風に当たるんだろう、なんて考えていると。
 うむ、皆さんとっても冷静。……つまり、同じ境地に達してしまっているということなのかっっ。
 天邪鬼なへびさんは、今度は逆に緊張してきました。しかも、お隣辺りで同じ降車駅の名称が聞こえたものだから、微妙な感覚。ああ、話しかけた方がいいのかな、いや迷惑かも、なんてな。
 すると、駅員さんが、囲むお客さんたちに、方面の確認を始めました。
 どこそこ方面の人はー。あちら方面の人はー。
 ……ええーっ。分かりませんぜ。どこがどのような路線と繋がっているか知らんのに。降りる駅は分かっていても、方面まで確かめていなかったい。この時刻の列車に乗るということで来たものだから。
 分からんので、隣の人に聞きました。尾瀬口ってどちら方面ですか?
 ○○方面(忘れた)ですよー。そうですかー。
 とそのとき、そのお隣の、ご友人かご同僚かと思われる方が、私もそこですよー、と。
 さっきの人だ。やっぱり話しておけばよかったんだーなどと、悔いつつ、一人じゃないんだという安堵感も芽生え。
 だがだがしかし。この程度に留まらないのがびっくりのところ。
 スキー場に行くんですよ、と話すと、その人は、私もそのすぐそばに用事があるんです、ですと。
 しかも、尾瀬口に車を停めているので乗りませんか、ですとー!?
 おおっと、こんな巡り合わせがあっていいものなんでしょうか……。
 無料のタクシーを手配してしまった、なんて口が裂けても言えませんね。普通は。
 まあ、喜んでいたからなのか、いえ、ただ単に正直に気持ちを伝えました。
 そしてそのまま話し続けて、むやみに打ち解けてしまい。

 待つもすぐに、バスが来ました。十分かそこらですかねえ、しかも観光バスのようなのが。
 すごいぞ、東武。本当に。あとであにちに聞くと、路線バスがそういう仕様と知るものの、落ち込んだ気分を観光気分にしてくれた瞬間でしたい。
 打ち解けてしまったものだから、ずうずうしくも先の人のお隣に座って、これまた延々と談笑しつつ観光旅行。
 鉄道路線に沿うように駅を縫って乗客を乗降。
 その間、お酒の話に始まって、お仕事の話とか、随分と深いところに話題が進行。
 三十代後半か結構年配の方だったので、事業計画っぽいことなんぞもあり、とにもかくにも興味深いものでしたー。つーか、わしはこんなに親しげに話せてしまっていいのだろうか、なぜか反省したくなってしまったり。

 尾瀬口到着。
 いつもならバス停近くに停めるのに、こういう日に限って遠くに停めてしまってるんですよー、なんて話をしながら、歩き出す。
 車。うおお、すげえっす、外車? 左ハンドルだー。
 で乗ろうとすると、座席にスコップが寝そべっている。さすが雪国、椅子に座るのは大事な雪かき道具様なのだ……
 発進。
 いつもの年ならば、この時期、いい雪加減だという。なのに、今年はそうでない。
 どうにも外れてしまったのかなとも思いつつ、真っ暗な雪道を車は駆けていく。
 車が走り出すと、運転している方の電話がしきりに鳴り出す。
 そうなんです、実は、観光バスの中で、用事先の方々に電話を掛けたりメールしたりとしていたのです。
 なのに、そのときには通話もなく返信もなく。
 用事とは、ご友人の異動に関しての慰労会でした。だから、電車の都合で到着が遅れることを伝える必要があったのでした。
 で、掛かってきた電話は。
 なんだってー!? って内容。終わりましたよ、って。
 つまり、慰労会即ち飲み会の最中は、返事ができず、終わったからこそ、連絡してきた、というわけ。
 すると……スキー場そばの現場に向かう必要がなくなるわけですね、うむ。
 本当にわしのタクシーになってしまいました。なむさん。

 ただ、慰労会は二次会があるようなので、なんとかなりそう。
 そしてスキー場のホテル前まで運んで頂いたのでした。
 とってもお世話になったので、何かお礼でもできればなんてお話したんですけど、名前を交換するぐらいでお別れしました。うーん、本当にいい人だったっ。

 あれ。まだ伏線の説明をしていないなー。
 よし、第三回へ続くことにしよう。

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Author:がらへび
描くのは好き、作曲も好き、お話も書きたい、いろいろ食指がのびてます。
創作サークルの七草粥で活動しています。

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