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お話「ジルタ」 第五話 
2009 / 09 / 28 ( Mon )  21:16
第一話から読む


五、質問照らすということ



 オブは、丁寧で優しい。
 こんな私に、初めて話し掛けてくれたのも、オブ。
 先が見えないときに、誘導してくれている。
 なんだか、見守られているみたい。
 うん、見守っていて欲しい、そして私の成長を喜んで。
 そして、いつか、聞いてみよう。
 まだ、恥ずかしくて言えないけれど。

 あなたは、お父さんですか?
 ジルタより。

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つまみ食いはいけません 
2009 / 09 / 27 ( Sun )  22:58
 むかご、おいしいですよね。
おしろいばなに絡むむかご
 もぐもぐ。しゃくしゃく。


 ついでに。
 この前の山梨旅は、一泊二日。
 一日目は、勝沼ぶどう郷と、小淵沢。
 気ままに、ふら~っと、電車を降りて。

 勝沼ぶどう郷は、車窓から望む景色に目を奪われ。
 地の果てまでぶどう畑でした。

 小淵沢は、甲府方面へ向かう電車に乗ったら、その終点だったから。
 日暮れまで散策。知り合いさんばかりなのか、挨拶が温かい。

 で、二日目があの昇仙峡。
 先の記事にある勘違い登山道を戻り、正式に名勝へ進みいる。
 入ってすぐの区間となる下流側は、普段、車道らしい。
 休日は歩行者専用道になっているようだ。
 この日は日曜日、車は締め出され、歩くことでのみ観賞がかなう。
 それなのに、人っ子一人おりませぬ。聞こえるものは、水音だけ……
 たまーに、観光馬車がゆったりと道を過ぎていく。
 道幅が狭いものだから、すれ違うときはちょっと怖かったりする。
 加えて、過ぎたあとの残り香がすごい。途方もなく馬臭い。こりゃ、乗客の皆さんはたまりませんぜ。
 所々に橋が架かり、対岸の山中へ道が伸びていた。
 お、面白そうだ、あっち側は。ふらふら~
 はっ!! しまった、またさっきと同じ憂き目に遭ってしまうぞ。
 そうそう、ここへは企画切符で来ている。昇仙峡行きのバスとロープウエーの乗車券セット。
 せっかくロープウエーの券もあるのだから、寄り道は控えて山頂を目指しましょうな。
 渓谷は深く切り込んでいて高木はそこへ覆いかぶさるように茂り、日差しはいい塩梅に避けられている。
 それでも上り坂は、わしの体から湯気と汗を噴き出させていた。
 そんな折、湧き水の注がれているドラム缶が目に留まる。
 既に山奥をさまよってきてもいたわしにとって、それは魅力的な涼を与えてくれると直感させた。
 思いっきり両腕を突っ込んで涼む。
 幸せ……なんて思う矢先に、目に入るもの。
 「馬の飲用」
 ぶほっ。どこに手を突っ込んでしまっているんだー!!
 しかもあともうちょっとで飲もうとしていましたよ、どきどき。
 腕にあの馬臭さが移っていないか? くんくん。一応、大丈夫なようだ。
 途中のおそば屋さんでお昼。ふー、足が棒ですね。あと、腕を洗っておこう……
 まだロープウエーまで距離がある、踏ん張らないと。
 お昼を済ませ、また沢沿いを登っていく。
 やっと中ほどに着いたようだ、平日車道の区間を抜け、上流側、遊歩道となった。
 先ほどまでと打って変わり、人の波とその喧騒が響く。
 うん、言っちゃなんだが、下流側の方が雰囲気や景色は好きだったな。何より、ひとけがない。どっぷりつかれます。
 ここを歩いている人たちも、是非、帰りは下流へ寄ってもらいたいものだ。
 それに、こちらと比べて歩きやすかったというのも。
 車で登れる勾配だからね。遊歩道は険しさがしんどい。あ、わしがこたえてしまうのは、登山してきてしまったからか……
 滝を越え、渓谷の最上部に到達。
 おお、ロープウエーがある。あれに乗れば、頂上だ。
 出発までの待ち時間に案内地図を確認、山頂は展望のコースが8の字に回っていた。
 定刻にロープウエーは上昇を始め、なめるように眼下の森へ乗り上げていく。
 あれ、あんなに苦労して登りつめた山をするすると……うむ、文明の利器。
 ものの五分ほどで山頂到着、空気が更にすがすがしい。
 さ、左側に進むと展望台があるらしいぞ、と。お?
 地図に見たコースは8の字だったが、今、目の前には、記載のなかった道が見える。
 「登山道入り口」
 ……こんなところにもっ
 うん。もう、気は迷わない。
 行きます、登山道。だって、ロープウエーに乗る約束(・・)はもう果たしたんだから!
 そこはやはり、けもの道のような、人一人通れるだけ藪が開かれたもの。
 入るといきなり急勾配になり、どんどん下っていく。そりゃそうか、ここは山頂だったのだからな。
 あっという間に頂は見えなくなり、かまびすしかった人の声も聞こえなくなった。
 その先には看板が。
 「この付近にはクマやイノシシが出没しています。寄せ付けないために鈴やラジオ等……」
 お!
 お?
 鈴もラジオも持っておりませぬ。またしても、やばくないですか。
 でも、でも。却って好奇心が煽られてしまいました。
 よし、進もう。
 その代わり、全神経を周囲の気配に集中させながら。
 ときたま立ち止まり、より用心深く。
 なのに羽虫が多くて、あまり留まっていられない。
 耳に寄ってくるんだ、もしかして耳の穴って入りたくなるの?
 しかし、静かなもの。羽虫の羽音以外、何も聞こえない。
 鳥の鳴き声も、虫の音も、そして、わしならぬ何かが這い回る音も。
 本当に、どこかにいるのだろうか、けものたちは。
 この広い山の世界に、散らかっているのだ。
 どうして出会えようか。それに引き換え、人の住む町というのは、いかに特異なところか。
 どこまでも続く山道、もとい、けもの道。
 このまま進めば、別の登山口にまで達してしまうのではないか。そんな恐れを抱かせた。
 そうだ、もともと、山頂からの景色を楽しむために、ロープウエーに乗ったのだ。決して、山歩きをするためではない。それはそれで面白いけれども、ここに割く時間は、これで終わりにしよう。
 引き返す。とはいえ、どれだけの時間、歩いてきてしまったのか。
 時計は見ていないものの、優に三十分は歩いてきた筈……
 そしてその帰り道、見つけてしまう。うんちを。
 鳥や虫のものではない。明らかに、何らかのけものだ。
 もちろん、わしのではない。まあ、人のものだったらどっきりびっくり嫌だが。
 しっとりしていて出来立てほやほやだ。近くに、いるのか?
 これは危険なのかもしれない。ただ、その大きさから、それほどの獣ではないことが予想される。
 とにかく、道を戻ろう。今まで以上に神経を研ぎ澄ませながら。
 ずーっと歩いていくと、今度は、乾いたものを見つけた。これは、古いものだ。多少は安心だろうか。
 なんとなく、見覚えのあるところまで来る。多分、もうすぐ山頂だ。
 そのうち、人の声がかすかに耳へと届く。
 道へ、出た。振り返る。来た道はとても「道」には見えなかった……

 とゆー、登山に始まり登山に終わる、そんな昇仙峡でした。

もり森 
2009 / 09 / 23 ( Wed )  10:43
 永遠の夜(仮)の下書き1ページ目。
下書き
 ネームを書き上げた時点で4ページになりました。
 そのネームの上から清書の形で下書き。

 森の中です。とても好きなところですが、書くのは大変ですな。はっぱっぱ。
 そういや。

 先々週、余りの青春18きっぷで山梨県へ。一人旅~☆
 昇仙峡へ行ってきました。
 でも、昇仙峡を堪能していたというより、殆どの時間、藪深い森の中をさまよっていましたい。

 その日。
 路線バスを降りた、昇仙峡入り口。
 気になってしまったのは、脇にあった登山道。
 順路とは違うけれども、多分、繋がっているでしょ。
 よし、登ってみよう。ざっざっざ。
 む? むむ? なんだか、道というより、獣道? いや、それどころか、雨水が流れ下った小沢のようにしか感じられないのですけど?
 本当に登山道なのだろうか。
 その疑念を払ってくれるか如く、申し訳程度に朽ちた道しるべが立ち木に掛かっている。
 しかし進む毎に藪は深くなっていく。
 辺りより幾分か、草の浅いところを探してそれを道とする。
 木は視界の先まで埋め尽くし、昇仙峡を望むこともできない。
 第一、どんどん高度が上がっている。そりゃそうだ、昇仙峡という谷に行く筈なのに、今進んでいるのは登山道。頂上を目指している……う、間違ったかも。
 かれこれ、二、三十分は登っていたのだろうか。
 空が明るくなった。木のないところ、だ。
 あ。
 ドライブウエーに出た。後ろを振り返る。
 そこには藪。そして、よーく目を凝らすと、藪の中にはぼろっぼろの道しるべが……
 いや、これを登山道の出入り口だと気付く人はいないでしょうねー。 
 仕方なく、道路を行くことに。途中、すずめばちに襲われたりする。なんとか回避。
 というか、待て。しつこく山登りしてませんか?
 それに、車で走る道に、足で立ち寄れる場所が方々にあるわけでもなし。
 どうしよう。もしかして。あの道をまた引き返すしかないんか?
 でも、今どこにいるかも分からないんだ、それしか手はない。
 今度は下り道だ、足への負担は登りより辛いと聞くからいたわらないと。
 下る下る。こんな藪の中でも、なんとなく見覚えがあると思うものなんだな。
 で、いつの間にか知らないところに来ていた。何やってんだ。
 風の音と、虫の声ぐらいしか聞こえない。どこなんだろう。
 しばらく下っていくと、まあ、下るというより、滑り降りる感じだが。
 木々の向こう、下の方に建物のようなものが見える。
 道が近いのかも。
 結構、斜面が険しいのと、ふかふかの腐葉土だから、滑り落ちないように気を付けないとな。
 と、すぐそこにも何かあるぞ。
 コンクリートの支柱が見えた。道しるべ? こんな立派なものあったっけ。
 回り込んで彫り込みを読む。
 「砂防指定地」
 なんだそれ。
 更に降りてさっきの建物がきちんと見えてきた。鉄柵で囲まれている。
 それは、コンクリートの固まり、砂防ダムだった。
 ふと気付く。
 今、すごいところにいないか?
 よく見ろ、足もとは滑り落ちそうな斜面。
 物音も聞こえない山の中。そこに一人。
 砂防ダムは鋭く切り込んだ谷を塞いでいる。
 おい、ここでもし足を滑らせたら、帰れなくなる。
 途端に、手が震えてきた。……すごいことになっていないか?
 落ち着こう。落ち着こう。まずは、登って安全を確保することだ。
 辺りを見回す、今更気付くこと、どの木も枝のように細く、力を掛ければたやすく抜け落ちそうだ。
 これは慎重に体重を預けていかないと、木もろとも地獄行きだ。
 一歩一歩、足場をしっかり取り、一本一本、感触を確かめながら木を掴んでいく。
 無心にひたすらに、登ることだけを考えた。
 どれぐらい登っていたのか、勾配が緩くなってきた。
 多分、もう、大丈夫だ。そして、なんとか見知った道を探そう。
 幸い、すぐにその場所は見つかった。この雰囲気、ここ、知っている。
 進んでいくと、小沢や、くぐり抜ける感じの藪。うん、こっちだ、間違いない。 
 記憶が正しければ、登山道の入り口はもう、近い。
 だが、油断は禁物……でした。
 すずめばちです。まさか藪の中で襲われるとは。
 さっきは道路だったから逃げることもできたけれど、走るに走れない。
 それでも必死に走り抜けた。ポケットからカメラが吹っ飛んだけど、そんなこと構っていられない。
 本当は、逃げちゃいけないらしいけど。難しいもんだ。
 難が去ったことを確認して、カメラを取りに戻る。
 おいおい、もう少しで沢の向こうに落ちてしまうようなところにあるじゃないか。
 きちんとポケットを閉じておかないとならんかったのだな。
 車の音が聞こえてきた。
 車道だ。入り口だ。
 これでやっと、昇仙峡に行ける。

 ということがありました。あれ、まだ昇仙峡に着いてないね?
 でもまた懲りずに登山道に入っちゃうんだな、このあと。

お話「ジルタ」 第四話 
2009 / 09 / 22 ( Tue )  21:24
第一話から読む


四、世界時間


 私はジルタ。
 ホリグラスと話していると、一億年なんて、あっという間だ。
 往復百万年の会話を百回。
 私の決めた、一年というものが、積み重なっているだけだけど。

 ホリグラスの周りに、セッペ。
 そういうのが、いるらしい。そしてその先に、ガゼン。
 更に先には、三十六の分岐があるんだそうだ。
 すごい。忙しそう。
 エーみたいに、せわしない感じなんだろうか。
 それとも、シャズのようにてきぱき?

次へ

はうあ 
2009 / 09 / 19 ( Sat )  00:18
 最近、ななついろドロップスにはまっています……

 今年の頭頃、ジーズマガジンの後ろに載っていたその漫画がふと気に入って単行本を衝動買い。
 お話も好きだったけれども、その頃は絵に重きがあったようで、模写ばっかりしてました。
 で、いつのときか、SPmasterと話しているときだったか、ゲームもいいよーとかいう話になって。
 因みにSPmatserは、アニメからはまったらしい。。と、話が逸れた。
 そして借りてみたわけです。漫画に慣れ親しみすぎていたので、始めのうちは絵に違和感が……ゲームが原作なのに。まあ、お話も進んでいくうちにそれも気にならなくなり、気付けば。
 すももの話を三回も読んでしまいましたい!!
 いやあ、好きです、こういうお話。気持ちがじんじん。
 ちっちゃい頃は、よくいとこのおうちで少女漫画とか読んでいたなあ……
 中学生のときにはその場面を友人に撮られて、こっぱずかしい思いをしたことなんぞも。

 音楽もとても好きになりました。
 「大切なもの。」とか、いつ聴いても鳥肌が立つものばかりです。
 そうそう、借り物のままだというのをすっかり忘れていましたよー。ついさっき、ゲームとサントラを注文してきました。
 作曲している水月陵という人は、歌も歌っているんだー。すごーいと思うと同時に、嬉しく感じたり、んーなぜだー?
 うおー、わしも作曲したくなってきたー

 そういや、生涯で買った漫画って、これで三つ目……?
 小学校のときのドラえもん、中学校のときのブラックジャック。
 ひみつシリーズは漫画に入るのか入らないのか分からん。
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Author:がらへび
描くのは好き、作曲も好き、お話も書きたい、いろいろ食指がのびてます。
創作サークルの七草粥で活動しています。

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