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お話「ジルタ」 第五話 
2009 / 09 / 28 ( Mon )  21:16
第一話から読む


五、質問照らすということ



 オブは、丁寧で優しい。
 こんな私に、初めて話し掛けてくれたのも、オブ。
 先が見えないときに、誘導してくれている。
 なんだか、見守られているみたい。
 うん、見守っていて欲しい、そして私の成長を喜んで。
 そして、いつか、聞いてみよう。
 まだ、恥ずかしくて言えないけれど。

 あなたは、お父さんですか?
 ジルタより。

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お話「ジルタ」 第四話 
2009 / 09 / 22 ( Tue )  21:24
第一話から読む


四、世界時間


 私はジルタ。
 ホリグラスと話していると、一億年なんて、あっという間だ。
 往復百万年の会話を百回。
 私の決めた、一年というものが、積み重なっているだけだけど。

 ホリグラスの周りに、セッペ。
 そういうのが、いるらしい。そしてその先に、ガゼン。
 更に先には、三十六の分岐があるんだそうだ。
 すごい。忙しそう。
 エーみたいに、せわしない感じなんだろうか。
 それとも、シャズのようにてきぱき?

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お話「ジルタ」 第三話 
2008 / 08 / 11 ( Mon )  21:34
三、倦怠感うんこうひょう


 私は、多分、ジルタ。
 最近は、エーからシャズへ行く列車ばかりになった。
 といっても、それが多いのか少ないのか、ほかが増えたのか減ったのか、さっぱり分からない。
 だって、ほかを知らないから。
 時間って、何?
 これぐらいで一年、そういうふうに私が決めてみただけ。

 あーあ、ホリグラス、最近どう、と聞いてみる。

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お話「ジルタ」 第二話 
2008 / 08 / 07 ( Thu )  21:18
二、百万年の会話周りの景色


 私は、多分、ジルタ。
 ホリグラスと話して、最近知った。といっても、百万年の会話だけど。

 自分だけしかいなかったから、自分の名前なんて、考えたことがなかった。
 もちろん、意味も知らない。何語なのかも。

 あるとき列車が来た。
 それは、オブへ向かう、列車だった。
 それがきっかけ。
 「こちらへ。」
 オブの方から、聞こえた。
 私は列車を、オブへ向かうよう、やってみた。操作、した。

 少しずつ周りが分かってきた。
 オブがいて、ビフィ、セカキ、エー、ネガンソマ、リタルーピア、シャズ。そして、一番仲良しの、ホリグラス。
 ホリグラスが教えてくれたもの、それが私の名前。

次へ  始めから



お話「ジルタ」 第一話 
2008 / 08 / 04 ( Mon )  23:01
前書き
 線路のポイントに、意識があったら、どんな感じだろう。
 そんな空想から。

 舞台は、大平原の真ん中に、ぽつんとある交差点みたいなもの。
 そういうのが、真っ暗な夜空のかなたに、やっぱり、ぽつんとある。



一、時空の分岐点時空の分岐点

 私は多分、ジルタ。
 私から、周囲へ線路が延びている。
 そう、これは、いつか見た記憶の中の、線路。それに似ている。
 そこに、線路のような軌道が見えるわけではないけれど、いつも決まった方向から、決まったところから、列車が来るから。
 私は操作する。
 ビフィから来た列車を、ネガンソマへ。
 リタルーピアから来た列車を、セカキへ。・・いまだに分からない、セナキ、なのか、セカキ、なのか。
 私は時空の分岐点。

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Author:がらへび
描くのは好き、作曲も好き、お話も書きたい、いろいろ食指がのびてます。
創作サークルの七草粥で活動しています。

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